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小野中ニュース

家庭科・調理 3年2組希望献立!

 3月6日(水)の給食は、3年2組の希望献立ですが、実は、明日、Ⅱ期選抜試験を控えている3年生応援献立にもなっています。3年2組では、受験前に適した献立という事、脳の働きを高める脂が豊富な魚を主菜にした和食献立を提案してくれました。さらには、脳のエネルギー源となる炭水化物がしっかり補給でき、かつ、炭水化物を体の中で燃やしてくれるビタミンB群が多い「豚肉」を使用した献立になっていて、すごいですね。加えて、給食センターでは、試験を控えている3年生の「桜が咲く」ようにと、小野町で開発された桜風味の塩麹を使った「桜ごはん」を主食にし、デザートも手作りしました。今日は、みんなで3年生の試験合格を祈願しながら、希望献立を味わっていただきましょう。<スクールランチNewsより>
【献立】
・主食:「桜ごはん」、主菜:「鰆(さわら)の塩麹焼き」、副菜:「りっちゃんサラダ」、汁物:「豚汁」、デザート:「手作りキャラメルプリン」、牛乳

  

※ 明日は弁当持参です。

 

   

学校 東日本大震災を忘れない日!

 8年前の平成23年3月10日は中学校を卒業する娘の卒業式前日でした。皆穏やかな気持ちで過ごしていたのでしょう。翌日に大地震が発生することなど知らずに。3月11日午後2時46分、東日本大震災発生。あれから8年。震災関連死を含めると2万人以上の方が亡くなり、行方不明者も2534人もいるのです。亡くなった方の死因の9割は溺死、津波に巻き込まれて犠牲になりました。岩手県の南三陸町では高さ17mの津波が町を襲いました。3階建ての防災対策庁舎の屋上までも津波に飲み込まれてしまいます。どれほどのものか自然災害の怖さを忘れてはいけません。
 今日の「3.11を忘れない集会」は6校時、2・3年生を対象に多目的ホールで行いました 。亡くなった方のご冥福を祈るために全員で黙とうをした後、校長が映像を交えながら話をしました。 

 岩手県南三陸町職員の遠藤未希さん。防災無線を担当していた未希さん。津波が町を襲う中で、住民の命を救おうと防災無線で避難を呼びかけ続けました。呼びかけは62回。「大きな津波がきています。早く、早く高台に逃げてください。」3時15分、呼びかけをやめて屋上に続く外階段を駆け上がります。「来たぞおー絶対に手を離すな」津波は、庁舎の屋上をも一気に襲いかかりました。30人ほどいた職員の数はわずか10人、未希さんの姿は消えていました。福島民報新聞に掲載されていた「あなたを忘れない」から3人の話。また、児童74名と先生10名が津波の犠牲となった宮城県の大川小学校の悲劇や「釜石の奇跡」と言われた、津波からの避難訓練を8年間続けてきた岩手県釜石市内の小中学生の避難の様子を話しました。『津波てんでんこ』。てんでんことは各自のこと。海岸近くで大きな揺れを感じたとき、津波が来るから誰の指示を待つことなく、家族にもかまわず、各自てんでんばらばらに一刻も早く、より高台に逃げて、自分の命を守れ、という意味です。災害は忘れた頃にやってくると言われますが、子どもたちには、自分の命は自分で守れる大人になってほしいと思っています。
○NHK こころフォト~忘れない~:http://www.nhk.or.jp/kokorophoto/
○東日本大震災を忘れない日プレゼン:3月震災を忘れない(19.03.pdf

※ 1年生は、映画「ハルをさがして」に関する講話をいただき、映画を視聴しました。この映画は、小野町、いわき市で撮影が行われた、中学生を主人公とした映画です。東日本大震災後、故郷を出て行かざるを得ない人、残らざるを得ない人がおり、その狭間で揺れる中学生が描かれています。

 

給食・食事 非常食体験給食!

 今日3月4日(月)は「非常食体験給食」でした。年齢によって、記憶に残っている人、ほとんど覚えていない人がいることと思いますが、今から8年前の3月11日、東北地方は、大変な被害をもたらした東日本大震災に襲われました。その直後、食べ物は流通量が極端に減り、食べ物に困る生活が続きました。私たちは今後も様々な災害に直面する可能性があります。自然災害はまったなしです。災害が起きてからでは遅いのです。ですから、今日の給食の「カレー」「カンパン」のような非常食を参考にし、災害時に備えて、日頃から自分・家族・身近にいる人と力を合わせてできることを考え用意しておきましょう。また、非常食とは、調理をしなくてもすぐに食べることができて、冷蔵・冷凍しなくても長期間保存しておくことができる食品です。今日は、「非常食体験給食」を通して、非常食がどんなものなのかを知り、みんなでできる備えについてお友達やお家の人ともお話してみましょう。さらに、「食べ物がみなさんの目の前にある」ということは、とても「ありがたいこと」です。感謝の気持ちも忘れずにいただきましょう。<スクールランチNewsより>

 

学校 学校だより21号を発行しました。

 2月28日(木)、学校だより21号を発行しました。内容は、3学期に始めた「校長の絵本の読み聞かせ」についてです。感想記入の欄も設けましたので、お時間がありました、記入いただき、お子様を通じて学級担任まで提出をお願いいたします。3年生の感想を紹介します。

【絵本:あなのあいたおけ】

○ 今日の話は、今の社会によくあてはまる事だと思いました。自分は何のために生きているのだろうと、時々思うことがあります。でも、一人ひとりには、必ず生きているうちに成し遂げなければならないことがあると思いました。僕も、これからの人生長いので、校長先生のお話を心に留め、くじけず、自分の役割をしっかり見つけていきたいと思います。

○ 僕自身、絵本は幼稚だと思っていたので、実際に読もうとは思いませんでした。しかし、校長先生のおかげで「絵本でも、こんなに深く入り込めるんだ」ということが実感できました。自分の知らないところで、いつの間にか自分が周りを笑顔にしているという話に、思わず微笑みそうになりました。これからも、この「おけ」のような存在を目指して頑張っていきたいと思います。

○ 「あなのあいたおけ」という題名や、校長先生の「一人一人何かしらの役割がある」という思いから、将来自分が生きていく中で、何かしらの役割を任されたり、誰かのためにできることをしていったりすることが大切だと改めて感じました。10分という短い時間と、久しぶりに読んだ絵本に隠された、伝えたい思いに触れることができてよかったです。

※ 学校だより21号:学校だよりNo.21:校長の読み聞かせ(2.28).pdf

 

給食・食事 今日の給食は一足先に「ひなまつり献立」!

 今日から、3月。3月1日(金)は県立高校の卒業式、私は小野高校の卒業式に参列しました。卒業生112名、「はい」の返事がすばらしく、厳粛の中にも温かみのあるすてきな卒業式でした。卒業おめでとうございます。

 さて、今日の給食は一足先に「ひなまつり献立」です。ひなまつりは、女の子の健やかな成長を願う行事で、ひな人形をかざり、ちらし寿司やひなあられ、白酒、ひし餅などをお供えしてお祝いします。今日の給食には「ちらし寿司」と「いちごババロア」を用意しました。ひなまつりの日に食べる、ひなあられやひし餅には「赤・白・緑」の三つの色が使われています。また、その色にはそれぞれ意味が込められています。まず、赤は魔除けの意味と、桃の花をイメージした色、白は、長寿を願い。雪をイメージした色、緑は厄払いの意味と新緑をイメージした色です。給食でも、ちらし寿司とババロアで「赤・白・緑」の色を表現しました。皆さん自身の健やかな成長を願っていただきましょう。<スクールランチNewsより>