小野中ニュース
表彰式を実施しました。
本日、12月11日の朝の時間、本校多目的ホールでオンラインによる表彰式が実施されました。
この秋は、県中新人大会、県新人大会などの運動面、ポスターコンクールや作文、書道といった文化面など各方面での小野中生の活躍がありました。惜しくも入賞まであと一歩という人もいました。これまでの取り組みの成果が確実に表れてきています。今後も、みなさんの活躍を期待しています。
さて、本日の表彰式はオンライオンによるものでしたが、各学級の生徒の様子は、大変素晴らしかったです。真剣に話を聞き、仲間の表彰を祝福する姿が見られました。冬休みまで残りわずかですが、メリハリをもって生活していきましょう。
小野町総合学力調査を実施
本日12月10日(火)に、1、2年生において、「小野町総合学力調査」を実施しました。
この調査は、小野町の小学校1年生から中学校2年生までを対象にしており、中学生は、国語、数学、英語、理科、社会の5教科の学力調査と、学習意識調査を実施しました。
児童・生徒一人一人が自己の学力及び学習の状況を把握し、今後の学習に生かすこととともに、各学校との町教育委員会が学力実態等を把握し、今後の学校教育や町教育施策に反映させることを目的にした調査です。
生徒たちも真剣に最後まで粘り強く問題に取り組んでいました。
2学期最後となるテストでもあり、終わった生徒たちの表情を見ていると、ほっとした様子でした。
生徒自らが考え、話し合い、みんなが過ごしやすい学校づくりを
今年度新たに立ち上がったルールメイキング委員会では、現在、学校生活のルールや約束事をまとめた「小野中の友」の次年度改定に向けた話し合いを行っています。
これまで3回の話し合いが行われ、3つの提案事項まで精査されてきました。
そして、先日、第4回ルールメイキング委員会として、校長を交えてのランチミーティングが行われました。
3つの提案事項は以下のとおりです。
・衣替えの廃止
・土日祝日の部活動へのスマホの持ち込みの見直し
・全校集会時の体育館への入退場の仕方の改善
ランチミーティングでは、これまで提案事項のメリットやデメリットについて話し合ったり、実態調査の結果をまとめたりしてきたことをもとに、校長と意見交換をしました。
例えば、衣替えの廃止については、ここ数年、気温の変動の激しさへの対応のための提案である。
現状、男子の学生服は気温に応じて脱ぎ着することができるが、女子のセーラー服は夏用と冬用が異なるため、男子のように簡単に脱ぎ着して対応することができない。
現在学校では、生徒から女子制服のズボン導入の要望があったため、新しい制服の導入も視野に入れて制服検討委員会を立ち上げ検討を進めており、そういった状況も含めてお互いに様々な意見交換をしました。
これら委員会の活動の様子は、掲示板等で全校生に公表しています。
今後は、全校生を対象にアンケート調査を実施するなど、検討をさらに進め、今年度末や来年度の生徒会総会で決議する予定です。
生徒自らが考え、話し合い、みんなが過ごしやすい学校づくりを行う取組、ぜひ実現できるよう我々教員もしっかりサポートしていきます。
ミニ・コンサートを開催
今週の昼休みに、1、2年生の学年ホールで、ミニ・コンサートが行われました。
ミニ・コンサートでは、明日12月7日(土)に、須賀川市文化センターで行われる「福島県アンサンブルコンテスト県南支部大会」に出場予定の吹奏楽部メンバーによる演奏が行われました。
出場するのは、管打六重奏、クラリネット三重奏、金管六重奏の3編制です。
多くの生徒たちが見守る中、練習の成果を披露しました。
少人数の編制であることから、一人のミスが、全体の演奏に大きく影響することもあり、かなりの緊張感をもって演奏していました。
ただ、本番の前に、多くの観客の前で演奏できたことは、大きな自信にも繋がると思います。
明日の本番、緊張するでしょうが、ぜひ楽しんで演奏してきてください。
スクリーンに映る「おのゴン」の大きさを変えるには?
本日12月5日の2時間目に、1年3組で、理科の研究授業が行われました。
今年度で教員経験11年目となる学級担任による授業です。
まず初めに、タブレットに映るおのゴンを凸レンズをとおしてスクリーンに映し出す体験をしました。
なかなかすぐには映し出せませんでしたが、いろいろと操作するうちに、うまく映し出せるようになり、大きさを変えたりしながら、楽しく活動していました。
子どもたちは、自分たちで仮説を立てながら、像の大きさを変えるにはどうしたらよいかについて、「光学台」という装置を使って実験を行いました。
凸レンズを光源に近づけたり、遠ざけたりしながら、スクリーンに像を映し、その像の大きさや向き、それぞれの位置について、表にまとめてました。
子どもたちは、様々な仮説を立てながら実験を行い、うまくいくと「おーー」と感嘆の声を上げたり、うまくいかないと「あれ?なんでかなあ」と声を発したりしながら、楽しく取り組んでいました。
そして、まとめた結果から、光源と凸レンズの位置関係と像の大きさ等について、グループ内で話し合いながら考察していました。
子どもたちが生き生きと授業に取り組んでおり、あっという間の50分間でした。
令和7年度全国学力・学習状況調査CBTサンプル問題(中学校理科)を実施しました。
本日、12月5日の朝学習の時間に2年生を対象に令和7年度全国学力・学習状況調査CBTサンプル問題(中学校理科)を実施しました。
全国学力・学習状況調査の目的は、『義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。』です。
令和7年度全国学力・学習状況調査では国語・数学の他に理科も実施されます。しかも、紙のテストではなく、タブレットを用いたテスト、つまりCBT(Computer Based Testing)によるテストを実施します。
そのため、CBTの操作に慣れることを目的に、本日の朝学習でサンプル問題を用いて操作確認を行いました。普段からタブレットの操作には慣れているため、スムーズに操作確認が進みました。
来年度の本番でもぜひ力を発揮してください。
1年生、小野町の魅力を取材してきました
12月3日(火)の5・6時間目に、1年生が、それぞれ徒歩やバスで小野町内に出かけ、「小野町の魅力」について取材を行いました。
1年生では、総合的な学習の時間に、地域学習として「小野町の魅力発信」のためにCMづくりを行います。
CMづくりの情報収集のため、班ごとにの15か所の事業所等を訪問し、「魅力」について、事業所の方にインタビューしたり、写真や動画の撮影をしたりしてきました。
学校を出発する子どもたちは、とてもワクワクした様子でした。
各事業所においては、仕事の内容や工程などを一つ一つ説明していただいたり、実際に作業を体験させていただいたり、飲食店では実際に商品を食べさせていただいたりと、子どもたちを快く受け入れ、大歓迎の手厚い対応をいただきました。
学校に戻ってきた子どもたちの表情を見ると、小野町の魅力を十分堪能して大満足の様子でした。
お忙しい中、丁寧にご対応いただき、心より感謝申し上げます。
いただいたご厚意に応えられるようなCMづくりに取り組んでいきます。
でき上ったCMについては、12月14日(土)の授業参観の際に披露いたします。
ぜひお楽しみにどうぞ。
※すべての事業所の写真が提供できず、大変申し訳ありません。あとはCMでお伝えします。
SDGs講演会が実施されました。
本日12月3日(火)の5・6校時に、3学年を対象にSDGs講演会が実施されました。講師に「ルワンダの教育を考える会」の理事長であるマリールイズさんをお招きし、マリールイズさんの経験に基づいた話を通して、生徒一人一人が「命の大切さ、教育の尊さ、平和の大切さ」について学び、今後の自分の人生を考えることができました。
マリールイズさんは、青年海外協力隊として来県され、そこで洋裁の研修を受け、ルワンダに帰国。その2ヶ月後に内戦が勃発し、命枯れ枯れ、戦地から逃れました。難民キャンプで偶然出会った日本人医師の通訳になり、その後再び、日本を訪れます。「ルワンダの教育を考える会」を立ち上げ、「命の大切さ、教育の尊さ、平和の大切さ」についてこれまでご講演されてきました。
3年生は最後までとても真剣に話を聞いていました。また、多くの質問が出ました。
「辛いときにどのように切り替えていますか?」→「昨日のことは昨日のこと。今日は今日。朝、目覚めたら、命のあることに感謝しています。」
「語学を身につけるにはどのようにすればいいですか?」→「話を聞く。こちらが話をして、間違えたら、相手が教えてくれる。とにかく聞くことが大事です。」
「これまで様々な国の美味しいものを食べてきたと思います。一番美味しいものは?」→「1つに決めるのは難しいです。日本のリンゴは美味しいです。」
「マリールイズさんが立ち上げた学校の卒業生の進路は?」→「空港の職員、幼稚園の先生、絵描き(日本で個展を行った)、医者などみんな誇りです。」
マリールイズさん、素敵な講演をありがとうございました。
三校合同コンサート、盛大に開催
11月30日(土)、三春交流館「まほら」において、本校と三春中学校、郡山第四中学校の3校の吹奏楽部による「BOM4合同コンサート」が盛大に開催されました。
「BOM4」の「B」はいつもお世話になっている講師の先生のイニシャルから、「O」は小野中、「M」は三春中、「4」は郡山四中からそれぞれきています。
「BOM」とは、ポルトガル語で「良い、元気」という意味があり、3校と講師の先生を合わせた「4」で、まさに楽しく、元気が出るコンサート名にぴったりのネーミングです。
最初に、3校それぞれの学校の単独演奏があり、本校吹奏楽部は、「ジブリ名曲集」など2曲を披露しました。
その後、3校それぞれのアンサンブルステージの後、3校全員がステージに上がっての合同演奏。
それぞれの学校の顧問の先生の指揮で1曲ずつ、最後は講師の先生が指揮をして3曲演奏しました。
本校はもちろんですが、どの学校も素晴らしい演奏で、合奏に合わせた歌の披露あり、観客席から自然に手拍子も上がるなど、大いに盛り上がりました。
それ以上に60名を超える大合同演奏では、ホール中に広がる大迫力ある演奏に、会場に激震が走るほど。
鳥肌が立ち、涙も溢れてきました。
その圧巻の演奏に、大きな拍手とアンコールの声が鳴り止みませんでした。
今回のコンサートは、どの学校も3年生にとってのラストコンサート。
後輩から花束が贈られ、感動のフィナーレに。
最後には、3年生からはお世話になった講師の先生への感謝の花束が贈られました。
とても素敵なコンサートに、胸が熱くなりました。感動のステージをありがとうございました。
これからの人生、どう生きるか
本日11月29日(金)、2年生において、外部より講師の先生をお招きし、「学習講話」を実施しました。
講話は、約1年4ヶ月後の高校受験に向けて、学力向上対策の取組の一環として、目標をもって学習することの大切さを学ぶことを目的としたものです。
今回の講話は、小野町ライオンズクラブのご支援をいただき、福島市を拠点とした「福長塾」の塾長である橋本長武先生を講師にお招きし、「きみたちはどう生きるか」と題し、ご講演いただきました。
橋本先生は、小野町にある病院の医院長先生の息子さんで、幼い頃小野町にも住まれていたとのことで、小野町の子どもたちのためにと引き受けていただきました。
まず「教育はなぜ行うのか」を、今と昔の教育の違いや、今の教育の長所と短所についてお話いただきました。
「将来の夢を叶えるため」などの目的があり、将来就く職業が自由に決められる現代、一方で職業数が17000種類ほど存在しており、自分にあった職業をどう決めればよいのか、問いかけながら子どもたちに考えさせていました。
また、安積高校出身で、東京大学卒業、同大学院修了というご自身の経験談を交え、時には笑いを誘って、具体的にわかりやすくお話しいただきました。
仕事にはそれぞれ必要な能力があり、少しでも職業の選択の幅を広げるためにも、まずは勉強を頑張って様々な知識を身に付けることが大切であることを教えてくださいました。
子どもたちは笑顔が浮かべながらも、真剣に自分の将来について考え、勉強の必要性を感じることができました。
小野中学校の強みの一つは、「夢や目標を明確にもっている生徒が多い」ということです。
まだ明確にもてていない人も、自分の興味関心や得意なことをもとに将来について考えてみるとよいとのアドバイスもありました。
他にも書き切れないほど、いろいろなお話をいただきました。
本日の学習講話で学んだことを、ぜひ学校生活や家庭学習などに生かしてほしいと思います。
橋本先生、本日は本校の2年生のために、貴重なご講演、本当にありがとうございました。
☆☆令和6年度に向けて☆☆
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小野中キャラクター「おのゴン」