小野中ニュース
1年生、「普通」を考える
本日12月20日(金)の6時間目に、1年生において、「『普通』を考える」をテーマに、性の多様性について学習しました。
講師に福島県男女共生センターの職員の方をお招きし、SDGsの17の目標の一つである「5 ジェンダー平等を実現しよう」に関する講演をしていただきました。
1年生では、これまで思春期講座で、性について学習してきましたが、今回は性別の「普通」についてや、みんなが生きやすい社会をつくるために必要なことを学びました。
子どもたちはメモを取りながら、真剣に講師の先生のお話に耳を傾けていました。
中には大きくうなずく生徒もおり、今まで当たり前のように考えてきた「普通」が、人によって当たり前ではないこともあるということを、改めてじっくりと考える機会となりました。
いろいろな人を理解するためには、「知識」「共感」「知恵」の3つをかけ合わせて考えることが必要であることを学びました。
「人権」とは、みんなが「安心・自信・自由に生きるための権利」であり、みんなが「自分らしさ」を大切に学校生活を送れるよう、今日学んだことを一人一人が考えて行動していってほしいと思います。
講師の先生、本日は貴重な機会を本当にありがとうございました。
「おはようございます」の元気なあいさつで1日をスタート
小野町の小中学校では「あいさつ日本一の町 小野町」をスローガンに、元気なあいさつに取り組んでいます。
本校においても生徒会を中心に「あいさつ日本一の学校」を目指して、ワンストップあいさつに取り組んだり、生活委員会による朝のあいさつ運動を行ったりしています。
また、毎週月曜日の朝の学活の前には、生徒会役員がその週のあいさつの目標を発表するとともに、放送の合図で全校生一斉に「おはようございます」とあいさつする取組も続けています。
そして、毎朝校長が各教室を回り、子どもたちに声掛けを行っていますが、そこに、今週は生徒会長と副会長も同行し、3人で「おはようございます」とあいさつをして回りました。
さすがに、最初は緊張していた生徒会役員も段々慣れてきて、各学級の雰囲気を感じながら笑顔であいさつをしていました。
各学級の子どもたちも少し照れくさそうにしていましたが、段々とあいさつの声も大きくなってきました。
3学期も、他の役員と一緒に各学級を回る予定です。
今年度になって、保護者や地域の方から「小野中生のあいさつの声が元気で清々しい」「小野中生に頭を下げて大きな声であいさつされて嬉しい気持ちになった」などの声が多数寄せられています。嬉しい限りです。
ただ、「あいさつの声に元気がないのではないか」という声も若干聞こえてきます。
全校生の気持ちを一つに、「あいさつ日本一の学校」を目指して頑張っていきたいと思います。
歳末たすけあい募金を渡しました。
本日12月19日の昼休み、ボランティア委員会の委員長、副委員長、書記が代表して、全校生から募った募金を小野町社会福祉協議会の代表者へ渡しました。皆さんから頂いた募金は13,599円でした。多くの方が、少しずつ募金をしてくれたことで、これだけの金額になりました。ありがとうございました。
人の役に立つということはとても気持ちのいいことですね。募金だけが人助けの方法ではありません。ちょっとしたボランティアが人の役に立つことがたくさんあります。冬休み、まずは家のお手伝いから始めてみてはいかがですか。普段お世話になっている家族に感謝の気持ちを込めて。
2年生、「近世(江戸時代)の小野町」について学ぶ
本日12月18日(水)、地域の方を特別非常勤講師としてお招きし、2年生が小野町の歴史について学習しました。
小野町の歴史について学ぶことを通し、郷土への理解を深めるとともに、地域を見つめ、地域の一員としてよりよく生きていこうとする意識を高めることを目的に毎年行われている取組で、7月には3年生を対象に実施していました。
例年1年生が対象でしたが、より時代背景等が分かるように、今年度は社会科での歴史の授業で学習する年代に合わせて、各学年で実施することにしました。
2年生では、次のような「近世(江戸時代)」の小野町の歴史についてお話しいただきました。
・小野町は大名領(白河藩や笠間領など)や幕府領など、各地区によって支配が異なり、変遷があった。
・日本は米文化なので、川の流域が領土の基本となる。小野町は夏井川水系のため、いわきとのつながりが深い。
・昔は街道の周辺は裸山が多かった。エネルギーとして薪をとったり、家を建てる木材にしたりしていたから。
・小野町でも百姓一揆(仁井町騒動)があった。周辺も含めて1000人以上の百姓が小野町に集まったが収められ、首謀者は江戸送りとなった。
講師の先生が、資料をたくさん準備して、スライドを見せながら丁寧に説明してくださいました。
子どもたちは、メモを取りながら説明を聞いており、知っている地名が出てくると、興味津々の様子でした。
教科書では学習できない小野町の歴史について知り、小野町に対する郷土愛がより深まったことでしょう。
講師の先生、本日は誠にありがとうございました。
次回は3学期に1年生で実施します。ぜひ楽しみに。
小野町にも雪が積もりました
昨日の夜に降っていた雪が積もり、今朝もまだ校地内にうっすらと雪が残っていました。
中学校の高台から見た街並みも、朝日が白い雪に反射してキラキラとしていました。
雪が部分的に解けたところは凍っており、「ふれあいの坂」もところどころツルツルと滑りやすい状態。
登校してくる子どもたちに「気を付けてね」と声をかけたり、各学級においても指導したりしましたが、これからの季節、本日のように路面凍結の恐れがありますので、ご家庭でもお声かけをお願いします。
あまりの寒さにポケットに手を入れて登校する生徒の姿が見られますが、もし転倒した場合、大きな怪我へつながることが考えられますので、手袋を着用するなどの対策をお願いします。
2学期の授業日も、残すところ本日を入れてあと4日。
怪我や事故なく冬休みを迎えたいものですね。
子どもたちの「わかる」・「できる」のために
本日12月17日(火)、各学年において研究授業が行われました。
2年生では、初任者研修の一環として英語の授業で、海外で買い物するときを想定し、自分の好みや要望を英語で表現するロールプレイを行いました。
また、1、3年生では、福島県教育庁義務教育課の取組である「授業づくり支援訪問」を活用し、数学の授業を行いました。
1年生では、平行移動、対象移動、回転移動の考えを使って行うゲームをとおして、図形の移動の理解を深める授業を、3年生では、直角三角形の各辺を1辺とする正方形の面積の関係について調べ、三平方の定理を導き出す授業でした。
多くの参観者が見守る中、子どもたちは普段どおり一生懸命に授業に取り組んでいました。
研究授業後にはそれぞれ事後研究会が行われ、授業について様々意見を交換したり、数学部会では義務教育課の指導主事から直接ご指導をいただいたり、授業の振り返りを行いました。
これらの取組によって、子どもたちが毎日受ける授業の質的改善が図られ、子どもたちの「わかる」・「できる」につながっていくと考えています。
<2年生・英語>
<1年生・数学>
<3年生・数学>
<事後研究会>
第2回「保護者と管理職が語る会」
本日の授業参観の前に「第2回保護者と管理職が語る会」(旧学校運営委員会)が実施されました。第1回よりも多くの保護者の方に参加いただき、貴重なご意見を頂きました。話し合われた内容は、①女子のズボン導入に向けた制服検討②土日のスマホの持ち込み③高校入学に伴う諸経費負担に対する奨学金等についてです。会には、制服メーカーの方にも同席していただき、質問等に回答していただきました。
我々、教職員だけでは気づかない視点で、保護者の方からご意見を頂きました。今後の学校経営に生かしてまいりたいと思います。
本日はお忙しい中、ご参加頂きありがとうございました。
本日、授業参観が行われました
本時12月14日(土)、土曜参観が行われ、
多くの保護者の皆様にご来校いただき、子どもたちの学習の様子をご覧いただきました。
1年生は、総合的な学習の時間に地域学習の一つとして行った「小野町の魅力発信」のCM発表を、2年生は9月に行った職場体験学習の発表会を、3年生は、学級担任以外の学年担当教師による授業をそれぞれ実施しました。
前回4月に行った授業参観時よりも成長した子どもたちの姿をご覧いただけたのではないでしょうか。
子どもたちも、普段の授業の時よりも少し緊張した様子も見られましたが、お家の方が見ているとあり、いつも以上に頑張っていました。
授業参観後には、各学年において、学年懇談会が行われました。
懇談会にも多数の保護者の皆様にご参加いただき、学校側から普段の学校生活の様子や冬休みの過ごし方などについてお伝えしました。
特に、3年生は、1月からいよいよ高校受験が本格的にスタートするということもあり、進路の話が中心となっていました。
健やかな子どもたちの成長を支えるためにも、学校と家庭がしっかりと同じ方向を向いて連携していくことが不可欠です。
今後とも、本校の教育活動に対して、温かいご理解とご協力のほどをどうぞよろしくお願いいたします。
また、本日はお話しできなかったことでも、何か気になる点等がありましたら、遠慮なく学校の方へご連絡ください。
<授業参観の様子>
<学年懇談会の様子>
森林環境学習
11月中旬より1学年の技術家庭科で木材加工の授業がスタートしました。本校では、毎年、第1学年の技術科で間伐材について学習し、実際に間伐材を教材として木材加工を行っています。完成品をイメージしながら、「けがき」「切断」「面取り」などに取り組みます。なお、この事業は福島県の森林環境税を活用しています。
生徒達は、頂いた間伐材に丁寧に「けがき」したり、のこぎりを使って切断していました。まだまだ時間がかかりますが、手作りの木材加工品の完成が楽しみです。完成しましたら、ぜひご家庭で活用してください。
読み聞かせを実施しました。
先週から今週にかけて、3学年と2学年の各学級で朝の時間、絵本の読み聞かせを実施しました。
本校校長が2学年、公民館「文化の館」の職員が3学年で読み聞かせを実施しました。
生徒達は真剣な表情で朗読に聞き入っていました。最後には拍手が湧き上がっていました。今回紹介した絵本(「サラダでげんき」「おごだでませんように」「かべのむこうにあるものはなに?)は、小野町ふるさと文化の館にあります。
長文の本を読むことが苦手な人でも、絵本であればすぐに読み終えることができます。絵本だからと言ってバカにできない、名作がたくさんあります。ぜひ、手に取って読んでみてください。
☆☆令和6年度に向けて☆☆
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