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2019年3月の記事一覧

学校 学校だより23号を発行しました!

 3学期から始めた校長による絵本の読み聞かせ。1・2年生は各2回、3年生は各1回しかできませんでしたが、全校生に読んだ「あなのあいたおけ」についての感想を保護者の皆様からいただきました。全員の方の感想は載せることができませんでしたが、紹介したいと思います。子どもを育てることについて深く考えさせられる内容もありました。お子様から読んでもらい感動しました、という感想もありました。来年度も「絵本の読み聞かせ」は継続します。また、文化の館の職員の方にも来て頂き、各学級1回の読み聞かせも計画しました。絵本に興味を持ってくれた生徒も多いです。ぜひご家庭でも読み聞かせができたらいいですね。お忙しい中、感想を書いていただきありがとうございました。

※ 学校だより23号:学校だよりNo.23:あなのあいたおけを読んで(3.8).pdf

※ 3月7日(木)、最後に読み聞かせをした2年3組の生徒が感想を書いて1枚のシートを作成し、持ってきてくれました。うれしかったです。子どもたちの心は育っています。好きな絵本を書いてくれた生徒もいました。また、来年度に向けてすてきな絵本を探したいと思います。 

学校 県立高校Ⅱ期選抜試験(国語)

 3月7日(木)は、平成31年度県立高校Ⅱ期選抜試験が行われ、問題が公表されました。国語の問題、大問一の1(1)~(4)は漢字です。何年生で学んだ漢字が出題されているのでしょうか?昨年度のも紹介します。実は、すべて小学校で学ぶ漢字であることがわかります。
【平成29年度】
(1) 山の新鮮な空気をス う。…6年生で学びます。<吸う>
(2) 親戚の結婚式にマネ かれた。…5年生で学びます。<招かれた>
(3) 父は ウンユ業に携わり、毎日多くの荷物を配送している。…ウンは3年、ユは5年生で学びます。<運輸>
(4) 世界チャンピオンとして、輝かしい センセキを残してきた。…センは4年、セキは5年生で学びます。<戦績>
【平成30年度】
(1) 親に荷物を アズ ける。…5年生で学びます。<預ける>
(2) 姉に手伝ってもらえたので タス かった。…3年生で学びます。<助かった>
(3) 瀬戸内海 エンガン の町を訪れる。…エンは6年、ガンは3年生で学びます。<沿岸>
(4) 学校全体でごみの ゲンリョウ に取り組む。…ゲンは5年、リョウは4年生で学びます。<減量>
【平成31年度】
(1) 先人の言葉を心に キザ む…6年生で学びます。 
(2) 月の光が庭の木を テ らす。…4年生で学びます。 
(3) ジュンジョ よく一列に並ぶ。ジュンは4年、ジョは5年生で学びます。
(4) 家具の ハイチ を考える。 ハイは3年、チは4年生で学びます。

 学び終えた小学校の学習も今学んでいる中学校1・2年生の学習も大事なのです。まもなくそれぞれの学年も修了します。1年間で学んだ漢字はすべて書けて進級・卒業することが大事です。春休みはぜひ漢字の勉強も頑張りましょう。

家庭科・調理 3年2組希望献立!

 3月6日(水)の給食は、3年2組の希望献立ですが、実は、明日、Ⅱ期選抜試験を控えている3年生応援献立にもなっています。3年2組では、受験前に適した献立という事、脳の働きを高める脂が豊富な魚を主菜にした和食献立を提案してくれました。さらには、脳のエネルギー源となる炭水化物がしっかり補給でき、かつ、炭水化物を体の中で燃やしてくれるビタミンB群が多い「豚肉」を使用した献立になっていて、すごいですね。加えて、給食センターでは、試験を控えている3年生の「桜が咲く」ようにと、小野町で開発された桜風味の塩麹を使った「桜ごはん」を主食にし、デザートも手作りしました。今日は、みんなで3年生の試験合格を祈願しながら、希望献立を味わっていただきましょう。<スクールランチNewsより>
【献立】
・主食:「桜ごはん」、主菜:「鰆(さわら)の塩麹焼き」、副菜:「りっちゃんサラダ」、汁物:「豚汁」、デザート:「手作りキャラメルプリン」、牛乳

  

※ 明日は弁当持参です。

 

   

学校 東日本大震災を忘れない日!

 8年前の平成23年3月10日は中学校を卒業する娘の卒業式前日でした。皆穏やかな気持ちで過ごしていたのでしょう。翌日に大地震が発生することなど知らずに。3月11日午後2時46分、東日本大震災発生。あれから8年。震災関連死を含めると2万人以上の方が亡くなり、行方不明者も2534人もいるのです。亡くなった方の死因の9割は溺死、津波に巻き込まれて犠牲になりました。岩手県の南三陸町では高さ17mの津波が町を襲いました。3階建ての防災対策庁舎の屋上までも津波に飲み込まれてしまいます。どれほどのものか自然災害の怖さを忘れてはいけません。
 今日の「3.11を忘れない集会」は6校時、2・3年生を対象に多目的ホールで行いました 。亡くなった方のご冥福を祈るために全員で黙とうをした後、校長が映像を交えながら話をしました。 

 岩手県南三陸町職員の遠藤未希さん。防災無線を担当していた未希さん。津波が町を襲う中で、住民の命を救おうと防災無線で避難を呼びかけ続けました。呼びかけは62回。「大きな津波がきています。早く、早く高台に逃げてください。」3時15分、呼びかけをやめて屋上に続く外階段を駆け上がります。「来たぞおー絶対に手を離すな」津波は、庁舎の屋上をも一気に襲いかかりました。30人ほどいた職員の数はわずか10人、未希さんの姿は消えていました。福島民報新聞に掲載されていた「あなたを忘れない」から3人の話。また、児童74名と先生10名が津波の犠牲となった宮城県の大川小学校の悲劇や「釜石の奇跡」と言われた、津波からの避難訓練を8年間続けてきた岩手県釜石市内の小中学生の避難の様子を話しました。『津波てんでんこ』。てんでんことは各自のこと。海岸近くで大きな揺れを感じたとき、津波が来るから誰の指示を待つことなく、家族にもかまわず、各自てんでんばらばらに一刻も早く、より高台に逃げて、自分の命を守れ、という意味です。災害は忘れた頃にやってくると言われますが、子どもたちには、自分の命は自分で守れる大人になってほしいと思っています。
○NHK こころフォト~忘れない~:http://www.nhk.or.jp/kokorophoto/
○東日本大震災を忘れない日プレゼン:3月震災を忘れない(19.03.pdf

※ 1年生は、映画「ハルをさがして」に関する講話をいただき、映画を視聴しました。この映画は、小野町、いわき市で撮影が行われた、中学生を主人公とした映画です。東日本大震災後、故郷を出て行かざるを得ない人、残らざるを得ない人がおり、その狭間で揺れる中学生が描かれています。

 

給食・食事 非常食体験給食!

 今日3月4日(月)は「非常食体験給食」でした。年齢によって、記憶に残っている人、ほとんど覚えていない人がいることと思いますが、今から8年前の3月11日、東北地方は、大変な被害をもたらした東日本大震災に襲われました。その直後、食べ物は流通量が極端に減り、食べ物に困る生活が続きました。私たちは今後も様々な災害に直面する可能性があります。自然災害はまったなしです。災害が起きてからでは遅いのです。ですから、今日の給食の「カレー」「カンパン」のような非常食を参考にし、災害時に備えて、日頃から自分・家族・身近にいる人と力を合わせてできることを考え用意しておきましょう。また、非常食とは、調理をしなくてもすぐに食べることができて、冷蔵・冷凍しなくても長期間保存しておくことができる食品です。今日は、「非常食体験給食」を通して、非常食がどんなものなのかを知り、みんなでできる備えについてお友達やお家の人ともお話してみましょう。さらに、「食べ物がみなさんの目の前にある」ということは、とても「ありがたいこと」です。感謝の気持ちも忘れずにいただきましょう。<スクールランチNewsより>