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小野中ニュース

虫眼鏡 2年生、「近世(江戸時代)の小野町」について学ぶ

本日12月18日(水)、地域の方を特別非常勤講師としてお招きし、2年生が小野町の歴史について学習しました。

小野町の歴史について学ぶことを通し、郷土への理解を深めるとともに、地域を見つめ、地域の一員としてよりよく生きていこうとする意識を高めることを目的に毎年行われている取組で、7月には3年生を対象に実施していました。

例年1年生が対象でしたが、より時代背景等が分かるように、今年度は社会科での歴史の授業で学習する年代に合わせて、各学年で実施することにしました。

 

2年生では、次のような「近世(江戸時代)」の小野町の歴史についてお話しいただきました。

・小野町は大名領(白河藩や笠間領など)や幕府領など、各地区によって支配が異なり、変遷があった。

・日本は米文化なので、川の流域が領土の基本となる。小野町は夏井川水系のため、いわきとのつながりが深い。

・昔は街道の周辺は裸山が多かった。エネルギーとして薪をとったり、家を建てる木材にしたりしていたから。

・小野町でも百姓一揆(仁井町騒動)があった。周辺も含めて1000人以上の百姓が小野町に集まったが収められ、首謀者は江戸送りとなった。

講師の先生が、資料をたくさん準備して、スライドを見せながら丁寧に説明してくださいました。

子どもたちは、メモを取りながら説明を聞いており、知っている地名が出てくると、興味津々の様子でした。

 

教科書では学習できない小野町の歴史について知り、小野町に対する郷土愛がより深まったことでしょう。

講師の先生、本日は誠にありがとうございました。

次回は3学期に1年生で実施します。ぜひ楽しみに。