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2024年12月の記事一覧

ハート 1年生、「普通」を考える

本日12月20日(金)の6時間目に、1年生において、「『普通』を考える」をテーマに、性の多様性について学習しました。

講師に福島県男女共生センターの職員の方をお招きし、SDGsの17の目標の一つである「5 ジェンダー平等を実現しよう」に関する講演をしていただきました。

1年生では、これまで思春期講座で、性について学習してきましたが、今回は性別の「普通」についてや、みんなが生きやすい社会をつくるために必要なことを学びました。

子どもたちはメモを取りながら、真剣に講師の先生のお話に耳を傾けていました。

中には大きくうなずく生徒もおり、今まで当たり前のように考えてきた「普通」が、人によって当たり前ではないこともあるということを、改めてじっくりと考える機会となりました。

いろいろな人を理解するためには、「知識」「共感」「知恵」の3つをかけ合わせて考えることが必要であることを学びました。

「人権」とは、みんなが「安心・自信・自由に生きるための権利」であり、みんなが「自分らしさ」を大切に学校生活を送れるよう、今日学んだことを一人一人が考えて行動していってほしいと思います。

講師の先生、本日は貴重な機会を本当にありがとうございました。

晴れ 「おはようございます」の元気なあいさつで1日をスタート

小野町の小中学校では「あいさつ日本一の町 小野町」をスローガンに、元気なあいさつに取り組んでいます。

本校においても生徒会を中心に「あいさつ日本一の学校」を目指して、ワンストップあいさつに取り組んだり、生活委員会による朝のあいさつ運動を行ったりしています。

また、毎週月曜日の朝の学活の前には、生徒会役員がその週のあいさつの目標を発表するとともに、放送の合図で全校生一斉に「おはようございます」とあいさつする取組も続けています。

そして、毎朝校長が各教室を回り、子どもたちに声掛けを行っていますが、そこに、今週は生徒会長と副会長も同行し、3人で「おはようございます」とあいさつをして回りました。

さすがに、最初は緊張していた生徒会役員も段々慣れてきて、各学級の雰囲気を感じながら笑顔であいさつをしていました。

各学級の子どもたちも少し照れくさそうにしていましたが、段々とあいさつの声も大きくなってきました。

3学期も、他の役員と一緒に各学級を回る予定です。

 

今年度になって、保護者や地域の方から「小野中生のあいさつの声が元気で清々しい」「小野中生に頭を下げて大きな声であいさつされて嬉しい気持ちになった」などの声が多数寄せられています。嬉しい限りです。

ただ、「あいさつの声に元気がないのではないか」という声も若干聞こえてきます。

全校生の気持ちを一つに、「あいさつ日本一の学校」を目指して頑張っていきたいと思います。

3ツ星 歳末たすけあい募金を渡しました。

本日12月19日の昼休み、ボランティア委員会の委員長、副委員長、書記が代表して、全校生から募った募金を小野町社会福祉協議会の代表者へ渡しました。皆さんから頂いた募金は13,599円でした。多くの方が、少しずつ募金をしてくれたことで、これだけの金額になりました。ありがとうございました。

人の役に立つということはとても気持ちのいいことですね。募金だけが人助けの方法ではありません。ちょっとしたボランティアが人の役に立つことがたくさんあります。冬休み、まずは家のお手伝いから始めてみてはいかがですか。普段お世話になっている家族に感謝の気持ちを込めて。

虫眼鏡 2年生、「近世(江戸時代)の小野町」について学ぶ

本日12月18日(水)、地域の方を特別非常勤講師としてお招きし、2年生が小野町の歴史について学習しました。

小野町の歴史について学ぶことを通し、郷土への理解を深めるとともに、地域を見つめ、地域の一員としてよりよく生きていこうとする意識を高めることを目的に毎年行われている取組で、7月には3年生を対象に実施していました。

例年1年生が対象でしたが、より時代背景等が分かるように、今年度は社会科での歴史の授業で学習する年代に合わせて、各学年で実施することにしました。

 

2年生では、次のような「近世(江戸時代)」の小野町の歴史についてお話しいただきました。

・小野町は大名領(白河藩や笠間領など)や幕府領など、各地区によって支配が異なり、変遷があった。

・日本は米文化なので、川の流域が領土の基本となる。小野町は夏井川水系のため、いわきとのつながりが深い。

・昔は街道の周辺は裸山が多かった。エネルギーとして薪をとったり、家を建てる木材にしたりしていたから。

・小野町でも百姓一揆(仁井町騒動)があった。周辺も含めて1000人以上の百姓が小野町に集まったが収められ、首謀者は江戸送りとなった。

講師の先生が、資料をたくさん準備して、スライドを見せながら丁寧に説明してくださいました。

子どもたちは、メモを取りながら説明を聞いており、知っている地名が出てくると、興味津々の様子でした。

 

教科書では学習できない小野町の歴史について知り、小野町に対する郷土愛がより深まったことでしょう。

講師の先生、本日は誠にありがとうございました。

次回は3学期に1年生で実施します。ぜひ楽しみに。

雪 小野町にも雪が積もりました

昨日の夜に降っていた雪が積もり、今朝もまだ校地内にうっすらと雪が残っていました。

中学校の高台から見た街並みも、朝日が白い雪に反射してキラキラとしていました。

 

雪が部分的に解けたところは凍っており、「ふれあいの坂」もところどころツルツルと滑りやすい状態。

登校してくる子どもたちに「気を付けてね」と声をかけたり、各学級においても指導したりしましたが、これからの季節、本日のように路面凍結の恐れがありますので、ご家庭でもお声かけをお願いします。

あまりの寒さにポケットに手を入れて登校する生徒の姿が見られますが、もし転倒した場合、大きな怪我へつながることが考えられますので、手袋を着用するなどの対策をお願いします。

 

2学期の授業日も、残すところ本日を入れてあと4日。

怪我や事故なく冬休みを迎えたいものですね。

会議・研修 子どもたちの「わかる」・「できる」のために

本日12月17日(火)、各学年において研究授業が行われました。

2年生では、初任者研修の一環として英語の授業で、海外で買い物するときを想定し、自分の好みや要望を英語で表現するロールプレイを行いました。

また、1、3年生では、福島県教育庁義務教育課の取組である「授業づくり支援訪問」を活用し、数学の授業を行いました。

1年生では、平行移動、対象移動、回転移動の考えを使って行うゲームをとおして、図形の移動の理解を深める授業を、3年生では、直角三角形の各辺を1辺とする正方形の面積の関係について調べ、三平方の定理を導き出す授業でした。

多くの参観者が見守る中、子どもたちは普段どおり一生懸命に授業に取り組んでいました。

 

研究授業後にはそれぞれ事後研究会が行われ、授業について様々意見を交換したり、数学部会では義務教育課の指導主事から直接ご指導をいただいたり、授業の振り返りを行いました。

これらの取組によって、子どもたちが毎日受ける授業の質的改善が図られ、子どもたちの「わかる」・「できる」につながっていくと考えています。

<2年生・英語>

<1年生・数学>

<3年生・数学>

<事後研究会>

グループ 第2回「保護者と管理職が語る会」

本日の授業参観の前に「第2回保護者と管理職が語る会」(旧学校運営委員会)が実施されました。第1回よりも多くの保護者の方に参加いただき、貴重なご意見を頂きました。話し合われた内容は、①女子のズボン導入に向けた制服検討②土日のスマホの持ち込み③高校入学に伴う諸経費負担に対する奨学金等についてです。会には、制服メーカーの方にも同席していただき、質問等に回答していただきました。

我々、教職員だけでは気づかない視点で、保護者の方からご意見を頂きました。今後の学校経営に生かしてまいりたいと思います。

本日はお忙しい中、ご参加頂きありがとうございました。

 

学校 本日、授業参観が行われました

本時12月14日(土)、土曜参観が行われ、

多くの保護者の皆様にご来校いただき、子どもたちの学習の様子をご覧いただきました。

1年生は、総合的な学習の時間に地域学習の一つとして行った「小野町の魅力発信」のCM発表を、2年生は9月に行った職場体験学習の発表会を、3年生は、学級担任以外の学年担当教師による授業をそれぞれ実施しました。

前回4月に行った授業参観時よりも成長した子どもたちの姿をご覧いただけたのではないでしょうか。

子どもたちも、普段の授業の時よりも少し緊張した様子も見られましたが、お家の方が見ているとあり、いつも以上に頑張っていました。

 

授業参観後には、各学年において、学年懇談会が行われました。

懇談会にも多数の保護者の皆様にご参加いただき、学校側から普段の学校生活の様子や冬休みの過ごし方などについてお伝えしました。

特に、3年生は、1月からいよいよ高校受験が本格的にスタートするということもあり、進路の話が中心となっていました。

健やかな子どもたちの成長を支えるためにも、学校と家庭がしっかりと同じ方向を向いて連携していくことが不可欠です。

今後とも、本校の教育活動に対して、温かいご理解とご協力のほどをどうぞよろしくお願いいたします。

また、本日はお話しできなかったことでも、何か気になる点等がありましたら、遠慮なく学校の方へご連絡ください。

<授業参観の様子>

<学年懇談会の様子>

王冠 森林環境学習

11月中旬より1学年の技術家庭科で木材加工の授業がスタートしました。本校では、毎年、第1学年の技術科で間伐材について学習し、実際に間伐材を教材として木材加工を行っています。完成品をイメージしながら、「けがき」「切断」「面取り」などに取り組みます。なお、この事業は福島県の森林環境税を活用しています。

生徒達は、頂いた間伐材に丁寧に「けがき」したり、のこぎりを使って切断していました。まだまだ時間がかかりますが、手作りの木材加工品の完成が楽しみです。完成しましたら、ぜひご家庭で活用してください。

 

音楽 読み聞かせを実施しました。

先週から今週にかけて、3学年と2学年の各学級で朝の時間、絵本の読み聞かせを実施しました。

本校校長が2学年、公民館「文化の館」の職員が3学年で読み聞かせを実施しました。

生徒達は真剣な表情で朗読に聞き入っていました。最後には拍手が湧き上がっていました。今回紹介した絵本(「サラダでげんき」「おごだでませんように」「かべのむこうにあるものはなに?)は、小野町ふるさと文化の館にあります。

長文の本を読むことが苦手な人でも、絵本であればすぐに読み終えることができます。絵本だからと言ってバカにできない、名作がたくさんあります。ぜひ、手に取って読んでみてください。

NEW 明日は授業参観です

明日12月14日(土)は、いかのとおり授業参観等を実施いたします。

今年最後の授業参観ですので、子どもたちの学習の様子をぜひご覧ください。

 

12:30~13:20 保護者と管理職が語る会(旧学校運営委員会)  第2音楽室

13:35~14:25 授業参観

             1年全体:総合的な学習の時間「小野町の魅力発信」 多目的ホール

             2年全体:総合的な学習の時間「職場体験学習発表会」 2年各教室

             3年1組:保健体育「バレーボール」 体育館

             3年2組:技術「プログラミング発表会」 3年2組教室

             3年3組:英語「日本の文化をALTに紹介」 3年3組教室

14:40~      学年懇談会・生徒下校

            (1年:多目的ホール、2年:2年学習室、3年:会議室)

 

なお、第2音楽室にて、女子用制服のズボン導入に向けて、現行の制服及び新しい制服イメージのサンプル展示を行っております。

ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

 

<和久学級生徒の12月作品「クリスマス」>

キラキラ 諦めなければ夢は叶う

皆さんは、くじけそうになったり、諦めそうになったりした経験はありませんか?

 

本校において、12月に生徒を対象に行った学習・生活に関するアンケート調査の「夢や目標を持っていますか」という質問に対して、80%以上の生徒が「持っています」と答えていました。

本校の教育目標は「夢~自立・健康・友愛~」ですが、目標にある夢や目標に向かって頑張っている生徒が多いことが本校の強みです。

しかし、夢や目標を達成する過程には様々な障害があり、くじけそうになったり、諦めそうになったりした経験がある方も決して少なくないでしょう。

これから人生の大きな転機でもある高校受験が目の前に迫ってきている3年生にとっては、「志望校合格」という目標達成に向けて、様々な葛藤があり、苦しんでいる時期ではないかと思います。

 

そんな受験生を励ます意味を込めて、3年生において校長による道徳科の授業を行いました。

テーマは「諦めなければ夢は叶う」

福島県教育委員会発行の「道徳のとびら」(令和3年12月)に掲載されていたソフトボールの上野由岐子選手のインタビューやメッセージを教材としました。

挫折した経験もあると話す上野選手の大活躍を支えていたものについて、上野選手の思いを感じ取ったり、友だちの意見を聞いたりしながら、自分の立場と結びつけて考えることができました。

 

最後には「高校受験に失敗したが、その後の多くの人との出会いと繋がりによって今の自分がある」という校長の体験談を聞き、自分自身にとって夢や目標を達成するために何が支えとなっているのか、振り返るきっかけとなったのではないでしょうか。

高校受験前の最後の冬をどう乗り越えるのか、上野選手の言葉「諦めなければ夢は叶う」を信じて、最後まで諦めずに夢や目標に向かって頑張ってほしいと思います。

星 表彰式を実施しました。

本日、12月11日の朝の時間、本校多目的ホールでオンラインによる表彰式が実施されました。

この秋は、県中新人大会、県新人大会などの運動面、ポスターコンクールや作文、書道といった文化面など各方面での小野中生の活躍がありました。惜しくも入賞まであと一歩という人もいました。これまでの取り組みの成果が確実に表れてきています。今後も、みなさんの活躍を期待しています。

さて、本日の表彰式はオンライオンによるものでしたが、各学級の生徒の様子は、大変素晴らしかったです。真剣に話を聞き、仲間の表彰を祝福する姿が見られました。冬休みまで残りわずかですが、メリハリをもって生活していきましょう。

鉛筆 小野町総合学力調査を実施

本日12月10日(火)に、1、2年生において、「小野町総合学力調査」を実施しました。

この調査は、小野町の小学校1年生から中学校2年生までを対象にしており、中学生は、国語、数学、英語、理科、社会の5教科の学力調査と、学習意識調査を実施しました。

児童・生徒一人一人が自己の学力及び学習の状況を把握し、今後の学習に生かすこととともに、各学校との町教育委員会が学力実態等を把握し、今後の学校教育や町教育施策に反映させることを目的にした調査です。

生徒たちも真剣に最後まで粘り強く問題に取り組んでいました。

2学期最後となるテストでもあり、終わった生徒たちの表情を見ていると、ほっとした様子でした。

ひらめき 生徒自らが考え、話し合い、みんなが過ごしやすい学校づくりを

今年度新たに立ち上がったルールメイキング委員会では、現在、学校生活のルールや約束事をまとめた「小野中の友」の次年度改定に向けた話し合いを行っています。

これまで3回の話し合いが行われ、3つの提案事項まで精査されてきました。

そして、先日、第4回ルールメイキング委員会として、校長を交えてのランチミーティングが行われました。

3つの提案事項は以下のとおりです。

 ・衣替えの廃止

 ・土日祝日の部活動へのスマホの持ち込みの見直し

 ・全校集会時の体育館への入退場の仕方の改善

ランチミーティングでは、これまで提案事項のメリットやデメリットについて話し合ったり、実態調査の結果をまとめたりしてきたことをもとに、校長と意見交換をしました。

例えば、衣替えの廃止については、ここ数年、気温の変動の激しさへの対応のための提案である。

現状、男子の学生服は気温に応じて脱ぎ着することができるが、女子のセーラー服は夏用と冬用が異なるため、男子のように簡単に脱ぎ着して対応することができない。

現在学校では、生徒から女子制服のズボン導入の要望があったため、新しい制服の導入も視野に入れて制服検討委員会を立ち上げ検討を進めており、そういった状況も含めてお互いに様々な意見交換をしました。

これら委員会の活動の様子は、掲示板等で全校生に公表しています。

 

今後は、全校生を対象にアンケート調査を実施するなど、検討をさらに進め、今年度末や来年度の生徒会総会で決議する予定です。

生徒自らが考え、話し合い、みんなが過ごしやすい学校づくりを行う取組、ぜひ実現できるよう我々教員もしっかりサポートしていきます。

音楽 ミニ・コンサートを開催

今週の昼休みに、1、2年生の学年ホールで、ミニ・コンサートが行われました。

ミニ・コンサートでは、明日12月7日(土)に、須賀川市文化センターで行われる「福島県アンサンブルコンテスト県南支部大会」に出場予定の吹奏楽部メンバーによる演奏が行われました。

出場するのは、管打六重奏、クラリネット三重奏、金管六重奏の3編制です。

多くの生徒たちが見守る中、練習の成果を披露しました。

少人数の編制であることから、一人のミスが、全体の演奏に大きく影響することもあり、かなりの緊張感をもって演奏していました。

ただ、本番の前に、多くの観客の前で演奏できたことは、大きな自信にも繋がると思います。

明日の本番、緊張するでしょうが、ぜひ楽しんで演奏してきてください。 

理科・実験 スクリーンに映る「おのゴン」の大きさを変えるには?

本日12月5日の2時間目に、1年3組で、理科の研究授業が行われました。

今年度で教員経験11年目となる学級担任による授業です。

まず初めに、タブレットに映るおのゴンを凸レンズをとおしてスクリーンに映し出す体験をしました。

なかなかすぐには映し出せませんでしたが、いろいろと操作するうちに、うまく映し出せるようになり、大きさを変えたりしながら、楽しく活動していました。 

子どもたちは、自分たちで仮説を立てながら、像の大きさを変えるにはどうしたらよいかについて、「光学台」という装置を使って実験を行いました。

凸レンズを光源に近づけたり、遠ざけたりしながら、スクリーンに像を映し、その像の大きさや向き、それぞれの位置について、表にまとめてました。

子どもたちは、様々な仮説を立てながら実験を行い、うまくいくと「おーー」と感嘆の声を上げたり、うまくいかないと「あれ?なんでかなあ」と声を発したりしながら、楽しく取り組んでいました。

そして、まとめた結果から、光源と凸レンズの位置関係と像の大きさ等について、グループ内で話し合いながら考察していました。

子どもたちが生き生きと授業に取り組んでおり、あっという間の50分間でした。

鉛筆 令和7年度全国学力・学習状況調査CBTサンプル問題(中学校理科)を実施しました。

本日、12月5日の朝学習の時間に2年生を対象に令和7年度全国学力・学習状況調査CBTサンプル問題(中学校理科)を実施しました。

全国学力・学習状況調査の目的は、『義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。』です。

令和7年度全国学力・学習状況調査では国語・数学の他に理科も実施されます。しかも、紙のテストではなく、タブレットを用いたテスト、つまりCBT(Computer Based Testing)によるテストを実施します。

そのため、CBTの操作に慣れることを目的に、本日の朝学習でサンプル問題を用いて操作確認を行いました。普段からタブレットの操作には慣れているため、スムーズに操作確認が進みました。

来年度の本番でもぜひ力を発揮してください。

虫眼鏡 1年生、小野町の魅力を取材してきました

12月3日(火)の5・6時間目に、1年生が、それぞれ徒歩やバスで小野町内に出かけ、「小野町の魅力」について取材を行いました。

1年生では、総合的な学習の時間に、地域学習として「小野町の魅力発信」のためにCMづくりを行います。

CMづくりの情報収集のため、班ごとにの15か所の事業所等を訪問し、「魅力」について、事業所の方にインタビューしたり、写真や動画の撮影をしたりしてきました。

学校を出発する子どもたちは、とてもワクワクした様子でした。

各事業所においては、仕事の内容や工程などを一つ一つ説明していただいたり、実際に作業を体験させていただいたり、飲食店では実際に商品を食べさせていただいたりと、子どもたちを快く受け入れ、大歓迎の手厚い対応をいただきました。

学校に戻ってきた子どもたちの表情を見ると、小野町の魅力を十分堪能して大満足の様子でした。

お忙しい中、丁寧にご対応いただき、心より感謝申し上げます。

いただいたご厚意に応えられるようなCMづくりに取り組んでいきます。

 

でき上ったCMについては、12月14日(土)の授業参観の際に披露いたします。

ぜひお楽しみにどうぞ。

※すべての事業所の写真が提供できず、大変申し訳ありません。あとはCMでお伝えします。

鉛筆 SDGs講演会が実施されました。

本日12月3日(火)の5・6校時に、3学年を対象にSDGs講演会が実施されました。講師に「ルワンダの教育を考える会」の理事長であるマリールイズさんをお招きし、マリールイズさんの経験に基づいた話を通して、生徒一人一人が「命の大切さ、教育の尊さ、平和の大切さ」について学び、今後の自分の人生を考えることができました。

マリールイズさんは、青年海外協力隊として来県され、そこで洋裁の研修を受け、ルワンダに帰国。その2ヶ月後に内戦が勃発し、命枯れ枯れ、戦地から逃れました。難民キャンプで偶然出会った日本人医師の通訳になり、その後再び、日本を訪れます。「ルワンダの教育を考える会」を立ち上げ、「命の大切さ、教育の尊さ、平和の大切さ」についてこれまでご講演されてきました。

3年生は最後までとても真剣に話を聞いていました。また、多くの質問が出ました。

「辛いときにどのように切り替えていますか?」→「昨日のことは昨日のこと。今日は今日。朝、目覚めたら、命のあることに感謝しています。」

「語学を身につけるにはどのようにすればいいですか?」→「話を聞く。こちらが話をして、間違えたら、相手が教えてくれる。とにかく聞くことが大事です。」

「これまで様々な国の美味しいものを食べてきたと思います。一番美味しいものは?」→「1つに決めるのは難しいです。日本のリンゴは美味しいです。」

「マリールイズさんが立ち上げた学校の卒業生の進路は?」→「空港の職員、幼稚園の先生、絵描き(日本で個展を行った)、医者などみんな誇りです。」

マリールイズさん、素敵な講演をありがとうございました。

音楽 三校合同コンサート、盛大に開催

11月30日(土)、三春交流館「まほら」において、本校と三春中学校、郡山第四中学校の3校の吹奏楽部による「BOM4合同コンサート」が盛大に開催されました。

「BOM4」の「B」はいつもお世話になっている講師の先生のイニシャルから、「O」は小野中、「M」は三春中、「4」は郡山四中からそれぞれきています。

「BOM」とは、ポルトガル語で「良い、元気」という意味があり、3校と講師の先生を合わせた「4」で、まさに楽しく、元気が出るコンサート名にぴったりのネーミングです。

最初に、3校それぞれの学校の単独演奏があり、本校吹奏楽部は、「ジブリ名曲集」など2曲を披露しました。

その後、3校それぞれのアンサンブルステージの後、3校全員がステージに上がっての合同演奏。

それぞれの学校の顧問の先生の指揮で1曲ずつ、最後は講師の先生が指揮をして3曲演奏しました。

本校はもちろんですが、どの学校も素晴らしい演奏で、合奏に合わせた歌の披露あり、観客席から自然に手拍子も上がるなど、大いに盛り上がりました。

それ以上に60名を超える大合同演奏では、ホール中に広がる大迫力ある演奏に、会場に激震が走るほど。

鳥肌が立ち、涙も溢れてきました。

その圧巻の演奏に、大きな拍手とアンコールの声が鳴り止みませんでした。

 

今回のコンサートは、どの学校も3年生にとってのラストコンサート。

後輩から花束が贈られ、感動のフィナーレに。

最後には、3年生からはお世話になった講師の先生への感謝の花束が贈られました。

 

とても素敵なコンサートに、胸が熱くなりました。感動のステージをありがとうございました。