2018年3月の記事一覧
高校入試問題:漢字は小学校
3月8日(木)は、平成30年度県立高校Ⅱ期選抜試験が行われ、問題が公表されました。国語の問題、大問一の1(1)~(4)は漢字です。何年生で学んだ漢字が出題されているのでしょうか?昨年度のも紹介します。実は、すべて小学校で学ぶ漢字であることがわかります。
【平成29年度】
(1) 山の新鮮な空気をス う。…6年生で学びます。
(2) 親戚の結婚式にマネ かれた。…5年生で学びます。
(3) 父は ウンユ業に携わり、毎日多くの荷物を配送している。…ウンは3年、ユは5年生で学びます。
(4) 世界チャンピオンとして、輝かしい センセキを残してきた。…センは4年、セキは5年生で学びます。
【平成30年度】 (1) 親に荷物をアズける。…5年生で学びます。 (2) 姉に手伝ってもらえたのでタスかった。…3年生で学びます。
(3) 瀬戸内海エンガンの町を訪れる。…エンは6年、ガンは3年生で学びます。
(4) 学校全体でごみのゲンリョウに取り組む。…ゲンは5年、リョウは4年生で学びます。
学び終えた小学校の学習も今学んでいる中学校1・2年生の学習も大事なのです。まもなくそれぞれの学年も修了します。1年間で学んだ漢字はすべて書けて進級・卒業することが大事です。春休みはぜひ漢字の勉強も頑張りましょう。
卒業式全体練習・予行での子どもたちの姿
来週の3月13日(火)は「卒業証書授与式」です。卒業式をすてきな式にするために、3月2日(金)5・6校時、卒業証書授与式の予行練習を行いました。卒業生や在校生一人ひとりの予行にのぞむ態度は立派でした。チーム小野でつくる最後の授業に皆心を込めていることがわかります。「ハイ」の返事、証書を受ける態度、式歌、座る姿勢、礼、話を聴く姿勢等に、子どもたちの一生懸命の心が表れていました。式歌は、卒業生が「群青」を、全校生で「旅立ちの日に」を歌います。全体練習や予行での子どもたちの歌声で涙腺が崩壊してしまいました。卒業式では子どもたち一人ひとりが心を込めて歌う式歌も楽しみにしてください。※ 下の写真は3月6日(火)の全体練習の様子です。
※ 卒業生の歌:「群青」 指揮者:中條さん 伴奏者:柳沼さん
※ 全校生の歌:「旅立ちの日に」 指揮者:舘川さん 伴奏者:照山さん
東日本大震災から7年!
7年前の平成23年3月10日は中学校を卒業する娘の卒業式前日でした。皆穏やかな気持ちで過ごしていたのでしょう。翌日に大地震が発生することなど知らずに。3月11日午後2時46分、東日本大震災発生。あれから7年。震災関連死を含めると2万1972人が亡くなり、行方不明者も2556人もいるのです。亡くなった方の死因の9割は溺死、津波に巻き込まれて犠牲になりました。南相馬市では高さ17mの津波が住宅街を襲いました。建物の4階にも達する高さですから、どれほどのものか自然災害の怖さを忘れてはいけません。
今日の「3.11を忘れない集会」は6校時、2・3年生を対象に多目的ホールで行いました。亡くなった方のご冥福を祈るために全員で黙とうをした後、校長が映像を交えながら話をしました。
大熊町で行方不明だった木村汐凪さん(当時7歳)。平成28年12月大熊町の海岸で汐凪さんが身につけていたマフラーと骨の一部が見つかり、DNA鑑定で汐凪さんのものと確認されました。父親の紀夫さんは平成23年暮れから捜索を始め、避難先の長野県白馬村から往復千キロ以上の道のりを車で通って捜してきました。汐凪さんへ宛てた手紙にはこんな一文がありました。「親は、子供が自らの判断で危険を回避しなければなないことを教えなければならない。」<「NHK こころフォト~忘れない~」>。また、児童74名と先生10名が津波の犠牲となった宮城県の大川小学校の悲劇や「釜石の奇跡」と言われた、津波からの避難訓練を8年間続けてきた岩手県釜石市内の小中学生の避難の様子を話しました。『津波てんでんこ』。てんでんことは各自のこと。海岸近くで大きな揺れを感じたとき、津波が来るから誰の指示を待つことなく、家族にもかまわず、各自てんでんばらばらに一刻も早く、より高台に逃げて、自分の命を守れ、という意味です。災害は忘れた頃にやってくると言われますが、子どもたちには、自分の命は自分で守れる大人になってほしいと思っています。
○NHK こころフォト~忘れない~:http://www.nhk.or.jp/kokorophoto/index.html
○東日本大震災を忘れない日プレゼン:3月震災を忘れない(18.3.07)当日.pdf
※ 1年生は、映画「ハルをさがして」に関する講話をいただき、映画を視聴しました。この映画は、小野町、いわき市で撮影が行われた、中学生を主人公とした映画です。東日本大震災後、故郷を出て行かざるを得ない人、残らざるを得ない人がおり、その狭間で揺れる中学生が描かれています。
3年2組希望献立
3月6日(火)の給食は、3年2組の希望献立でした。楽しみにしていた給食です。「オニオンスープ」は、調理員さんが手間をかけ、薄切りにしたたまねぎを約40秒炒めて作ってくださいました。主食の「ピザトースト」もとても手間のかかるメニューですが、3年生にもう一度食べてもらいたいので、なんとか作業を工夫して提供されました。感謝の心で美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
【献立】
・主食:「ピザトースト」、副菜:「ナムル」、汁物:「オニオンスープ」、デザート:「シューアイス」、牛乳
小野町文化・体育振興基金条例に基づく表彰式
2月23日(金)、小野町勤労青少年ホーム小ホールにおいて、平成29年度小野町文化・体育振興基金条例に基づく表彰式が行われました。小野中学校は、団体では「県書きぞめ展 最高学校賞」で、個人では「県書きぞめ展 書きぞめ大賞と準大賞」、「中体連柔道競技女子40kg級 東北・全国大会出場」、「中体連陸上競技共通女子200m 東北大会出場」での受賞となりました。表彰式では大和田町長から一人一人に賞状が授与されました。おめでとうございました。
3月3日は「耳の日」!
今日、3月3日は「耳の日」と言われています。
人間には、なぜ『耳が2つ』、『口が1つ』ついているのでしょう。『口は1つ、耳は2つ。されば、言うこと少なくして、多く聞くことよかりけり!』。そう、まず、『聞(き)く・聴(き)く』ことなんだ、ということです。『聞(き)く』は文字通り、音・声を耳に感じること、耳そのものがもつ役割そのものです。しかし、少し字が難しくなる『聴(き)く』 とは、いったいどんな耳を保てばよいのでしょう。
『傾聴(けいちょう)』という言葉があります。その意味は、「耳を傾(かたむ)けて熱心に聞くこと」ということです。いわば、『聴く』は、心を入れ、耳を2つしっかりと話しをする相手、人、物事に近づける、ということ、耳を生かす役立てることなんだ、ということです。
2つの耳は外に開かれています。言葉は出さないけれど、何か「聞き取ろう、聞き取ろう」 としています。それも、右の耳・左の耳、頭の全部を巡らして、公平に、人の話・自然の声を聞き取ろうとしているのです。しかし、口は1つ。それだけになお大切です。
『言葉は手に似ています。握って人を突くことも、広げて人を抱くこともできます。人を突き刺す言葉もあり、抱き寄せる言葉もあります』
2つ聞いて、1つ話す。口は人を思いやる言葉のためにこそ、生かしていかなければならないと思います。
☆☆令和6年度に向けて☆☆
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