新しい旅立ちのとき!
2025年3月13日 17時00分本日3月13日(木)、ご来賓の皆様、そしてたくさんの保護者の皆様にご臨席を賜り、「令和6年度小野町立小野中学校卒業証書授与式」が挙行されました。
本日、本校を巣立っていった卒業生は72名、その一人一人に校長から卒業証書を手渡しました。
一人一人の表情を見ているととても晴れやかで、さらにはきりっとりした大人の顔つきで、中学校3年間での大きな成長を強く感じました。
校長式辞の後には、小野町教育委員会の教育長様からはなむけの、小野町長様と小野町議会議長様からお祝いの、労いと励ましの心温まるお言葉をいただきました。
その後、在校生を代表して現生徒会長が「先輩方が残してくださった素晴らしい伝統を引き継ぎ、発展させていくことが私たちの使命です」と送ることばを述べました。
そして、卒業生を代表して元生徒会長が、「自分一人では成し遂げられなかったこと、仲間がいたからできたことがたくさんあります」「今、目の前にあることや自身の目標を全力でやりきってください」と別れのことばで返しました。
送ることばと別れのことばも素敵でしたが、一番の盛り上がりで、一番涙を呼んだのが、式歌と校歌の場面でした。
まず、在校生の式歌「旅立ちの日に」では、練習とは比べものにならないくらい気持ちのこもった素晴らしいハーモニーに卒業生の涙を誘いました。
さらに、卒業生の式歌「友~旅立ちの時~」では、中学校3年間の仲間や学び舎への思いを爆発させた歌声に、卒業生だけでなく、保護者や教職員など多くの方を誘っていました。
そして、一番の盛り上がりは、今年度の小野中生全員で歌う最後の校歌。
体育館中に響き渡り、揺れを感じるほどの大合唱。
私(校長)も感動の渦に飲み込まれ、いろいろな思いがこみ上げてきて、声が震えて涙が溢れてきました。
卒業生も保護者も教職員もご来賓も、参加した方全員が涙涙する感動の卒業式でした。
こうして卒業生が立派に巣立っていくことができますのも、保護者の皆様、地域の皆様の温かいご支援とご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
子どもたちは地域の宝であり、未来です。これからも温かく見守り、地域の一員として育てていただきますようお願いいたします。
卒業生の皆さん、新しい旅立ちのとき!
目の前に広がる道はひとすじ、幸多き人生にならんことを心より祈念いたします。
我々教職員一同、いつまでも君たちの応援団です。