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教育講演会「サッカー日本代表と食」

 12月5日(土)に、(株)DREAM21の代表取締役でありサッカー日本代表帯同シェフの 西  芳照 氏をお招きして、「小野中学校教育講演会」を開催しました。西さんは、FAナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジの元総料理長として、さらに現在はサッカー日本代表の帯同シェフとして、食で選手を支え多くの海外遠征の中で、選手たちの緊張をほぐし、食欲がわくような食事に工夫をこらしていらっしゃいます。また、東日本大震災後、総料理長として勤務してきたJヴィレッジが休業。現在、Jヴィレッジは東電の中継基地となっていますが、そこで働く人々のために、Jヴィレッジ内「ハーフタイム」と近接する二ツ沼公園内にレストラン「アルパインローズ」をオープンし「あたたかい料理を出してあげたい」その一念で腕を振るっていらっしゃいます。
 今回の講演会では「サッカー日本代表と食」と題しご講演頂きました。西先生の幼少時代の様子から始まり、日本代表選手の食に対するこだわりや、代表監督のによりメニューの要望等も変わることなど、西先生だから知るエピソードをお話頂きました。また、「単に食事をするのではなく、一ヵ月後の栄養として何が残るかなどを考えながら食べることが将来を見据えた行動となること。自分が好きな道を続けてやることが大切。」そして、最後に震災時を振り返り「私は、人に寄り添う道を選んだ。みんなもこれから決して諦めることなく目標に向かって頑張ってほしい。これからでも遅くない。」という熱いメッセージを頂きました。荒天の中、多くの保護者の皆様にもご参加頂きありがとうございました。