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会議・研修 次年度に向けて

1月19日(金)、本校に、宮城教育大学院教職大学院の教授にお越しいただき、今年度の本校の取組の振り返りと、次年度に向けた方向性について話し合いを行いました。

本校では、昨年度から「道徳教育の充実」に向けて、教員による校内研修を進めてきました。

昨年11月末に、全校生を対象にタブレットを活用し、「学習・生活に関するアンケート調査」を実施して、独自に今年度の取組の振り返りを行っていました。

そのデータを基に、客観的な立場からご意見をいただきました。

5時間目に実際に生徒たちの活動の様子を参観していただき、6時間目に各学年の代表の教師で話し合いを行いました。

教授からは「どの学年も『非認知能力(※)』が育っている、また『対話的・探究的な学習』も充実している結果と言える」という評価を受け、授業参観の生徒の様子からも十分伝わってきたとのお褒めの言葉をいただきました。

これも、2年間「道徳教育の充実」に向けて全校で取り組んできた成果の一つであると考えられます。

今後、本校生徒のよさをさらに生かすためにも、学力の基盤となる「言語能力」の育成が次の目標であることも見えてきました。

今回いただいたご助言をもとに、次年度の本校における取組の重点を決定していきます。

教授には、本校に遠路遙々お越しいただき、心温まるご指導、ご助言いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

 

※非認知能力:テストで計測される学力やIQなどとは違い、自分の感情をコントロールして行動する力があるなど性格的な特徴のようなもの(「『令和5年度ふくしま学力調査分析報告書』令和5年12月 福島県教育委員会」より)