こんなことがありました!

理科・実験 金属のあたたまり方は?【4年生】

 理科は新しい単元 「物のあたたまり方」 に入りました。最初は、金属のあたたまり方の学習です。

 今日は、金属の棒や板の一部を熱したとき、どのように全体があたたまるのか、という実験をしました。
 棒をななめにして真ん中を熱したとき 「下にした方が早くあたたまる」 「いいや、上にした方が早いはずだ」 など、いろいろな予想が出ました。特に面白いと感じたのは、凹型の板を熱したときの予想でした。文章で説明するのは難しいので、図をご覧ください。

 実験にアクシデントはつきもので、示温シール(サーモテープ)の色がうまく変わらないということはありましたが、無事に実験は終了し、結果を得ることができました。
 次は、考察からまとめをし、水のあたたまり方の学習に移ります。


 子どもの発想の面白さ、ですね。


 画像を拡大できる方は、コンロの上にある金属の棒を見てみてください。黄色い示温シールの色が変わっています。

【余談】
 その1
 今回の実験に必要な物を書き出している際、教科書に書いていない「ぬれ雑巾」を用意しなければならないことに気がついた子どもがいました。実験の流れを頭でイメージし、真剣に実験に臨もうとした結果でしょう。そんな些細な子どもの成長を、嬉しく思いました。

 その2
 この実験について校長先生に相談したとき、「サーモテープがない頃は、金属棒に何か所かろうそくを垂らして、そこにマッチ棒を立て、端からマッチ棒が倒れる様子を観察したんだ」と言ってました。