こんなことがありました!

理科・実験 あたためられた水はどう動く?【4年生】

 前回の実験で出てきた「なぜ、試験管の下の方を温めたのに、水は上の方から温まったのか」という不思議を、今日は実験で解明していきました。

 子どもたちの予想は七人七色。学習したことをもとに、予想を立てている児童が多くいました。進歩です!

 ビーカーに水と紅茶の葉(2度ほどおいしくいただいた後の葉っぱ)を入れ、葉が下に沈んだら、ビーカーの底の端を熱します。
 火をかけてすぐに、紅茶の葉が上の方に舞い上がりました。そして水面近くを通り、反対側の端の方で下に沈んでいきました。
 このことから、温められた水は上に動くことが分かりました。前回の試験管の実験で、上の方から温まったのは、この現象ゆえだったのですね。

 また、片方の班はお茶の色が出るような紅茶の葉を利用しました。そこに氷を入れ、冷たくなった水はどのように動くのかの確認もしました。氷を入れた瞬間、もやもやとしたものがビーカーの底の方に移動していきます。
 子ども「水が下の方に移動してます!」
 教師 「と、いうことは?」
 子ども「水は冷たくなると・・・」
    「下に動く!」
 教師 「はい!正解!!!」