全部でいくつあるのかな?
2019年7月3日 12時39分2年生の算数科の授業です。
ドットがびっしり並んでいる細長いプリントを渡し、
「それでは、全部でいくつあるか数えよう。」
と、今日のめあてを突然与えました。すると、
「いっぱいあるね。」
「でも楽しそう。」
子どもたちは、数えたくてしょうがないみたいです。すると、
「縦にちょうど10個並んでいるから、10のたばをつくって数えよう。」
「10のたばを10集めて100のたばにした方がいいんじゃない。」
そして、先生は
「何も一つ一つ数えればいいじゃない。」
すると、子どもたちからのだめ出しです。
「めんどくさいです。」「大変です。」「数え忘れがあるかもしれないです。」「いくつまで数えたか迷ってしまうかも。」と。
(省略)
子どもたちは、必死になって数えました。でも楽しそうです。
10のたばで数えた子、30のたばで数えた子もいましたが、やっている途中で100のたばの良さに気付いたようです。
子どもが書いた授業の感想を一つ紹介します。
「100のたばをつくって数えると、さんすうが大すきになれる。」
子どもの表現はおもしろいですよね。100のたばで考える良さが、おそらく実感できたからなんでしょうね。