着意水泳が行われました。
2013年9月10日 11時43分子どもたちは、悪戦苦闘しながらもペットボトルをお腹に抱いて浮く練習をしたり、服を着たまま泳ぐことは大変であるということを体験していました。
不意に海や川に落ちたときには、
●服や靴を脱ぐ。
●声を出したり、手を振って助けを呼ぶ。
●岸に向かって泳ぐ。
これらを絶対にしてはいけません。着衣水泳は、いざというとき、呼吸を確保し救助されるまで浮き続ける自己保全を目的としています。落水時、大の字で仰向けの姿勢になり体の力を抜いて背浮きしたり、身の回りにある浮力のあるものにつかまって浮くことが大切です。
また、服や靴は脱いではいけません。服は体温低下や外部損傷から保護してくれます。また、服の中に空気が残っており服を着ているほうが浮きやすいと言えます。
岸に向かって泳ごうとしても、海や川には流れがありますので相当な泳力がない限り辿り着けずに体力が消耗し、焦りはじめ、さらには流れに逆らって水の抵抗をより感じることから恐怖感に襲われます。泳ぐことより、浮き続け助けを待つことが大切です。
ご家庭でも、以上のようなことを改めてお話しいただき、水の事故から身を守る方法をお子さんに教えていただけたら幸いです。