こんなことがありました!

地域の皆さんに、おんがえし

 あけましておめでとうございます。また新しい年がやってきました。今年も浮金小学校の子どもたちを、あたたかい目で見守ってくださるよう、よろしくお願いします。
 さて、お正月といえば鏡餅や注連飾りなどの縁起物を飾りますが、浮金小学校では12月の1ヶ月間を使ってミニ門松作りに取り組みました。


 ここ浮金地区は地域の全家庭がPTA会員であり、「学校は地域の宝だ」と常に協力を惜しまない浮金地区の人々に守られながら子どもたちは元気に学校に通っています。そんな中で、何か地域の方々に恩返しできることは無いかと考え、感謝の気持ちと福を届けようと「門松作り」を始めました。



 実際に作業を始めると上級生は作業工程をよく理解して上手に作りますが、低学年の子どもたちには厳しいものがありました。しかし、浮金小学校では伝統的に上級生が下級生の面倒をよく見てくれます。みんな、上級生の背中を見て育っていくのだなと改めて実感する場面でした。そうして、見事期日までに浮金地区の全家庭、200戸分を完成させました。



 冬休みに入ると保護者の協力を得ながらも、1軒1軒子どもたちが配りました。「いつも浮金小学校を応援していただき、ありがとうございます。みんなで正月飾りを作りました。感謝の気持ちを込めて、そして来年がよい年になりますように」と笑顔で配っていました。地域からは「すてきな正月飾りをありがとう。いい正月が迎えられそうです。」と応えてくれました。子どもたちはこの活動を通して地域とのコミュニケーションを広げることができました。