こんなことがありました!

キラキラ 文化の館 読み聞かせ

 本日2校時目に、文化の館の籠田さんが1・2年生に読み聞かせをしてくださいました。

 一つ目は、「あした花になる」という絵本です。
 
 狩りの最中に蘭の花に出会ったことで、1匹のかまきり「マンティス」の気持ちや思いが変化していくお話でした。


 蘭の美しさに魅せられ、今まで鋭いカマを使って狩りをしてきたことを悔い、蘭のような美しい姿になりたいと願うマンティス。狩りを一切しなくなったマンティスは、これからいったいどうなってしまうのだろう…と、子どもたちは一生懸命に話に聞き入っていました。

 二つ目は、「のはらうた」。

 黒板には、動物や昆虫がたくさん。あれあれ?これから何がはじまるのかな?


 「のはらうた」は、6つの封筒の中に一つずつ詩が入っており、作者となる動物や昆虫は誰なのかを当てるクイズ形式の読み聞かせでした。子どもたちは終始やる気満々、ニコニコ笑顔で聞き入っていました。とても楽しい時間となりました。

 三つ目は、「1・2・3 2の4の5」という手遊び。

 数え歌のようなものに合わせて手を動かしていくのですが、意外と難しく、できるようになった子どもたちは、とても喜んでいました。

 四つ目は、昔話の「くさかった」。
 「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に…」という始まりに、桃太郎なのではないかと思いきや、なんと川に流れ着いたのはサツマイモ!それを食べたおばあさんのおならがおじいさんのところまで風に乗って運ばれ、芝を刈りに行ったはずのおじいさんは……。
 オチはぜひ考えてみてください。

 五つ目は、小野町の浮金に伝わる「ピピコピヨドリ」という昔話。

 山へ仕事に出ていたおじいさんが、お昼にお弁当を食べました。空になったお弁当箱を放り投げたところ、偶然、鳥に当たり、気絶してしまいます。その鳥を焼いて食べたおじいさんのおへそからは羽が。おばあさんがその羽根を引っこ抜くと、おなかの中から鳥の声が聞こえるようになりました。それをおもしろがった殿様が、おじいさんとおばあさんに褒美をたくさんくれました。その事を知ったお隣さんが、真似をしようとしたところ、失敗してしまうというお話です。


 どのお話もとても楽しく、子どもたちはたくさんの感想を発表していました。一生懸命聞いていた証拠ですね。
 籠田さん、本当にありがとうございました。また、楽しい時間を一緒に過ごせることを、楽しみにしています。