こんなことがありました!

車 交通教室

 本日、交通教室を行いました。
今年の交通教室は、JAが作成したDVDを使用し、1・2年生は安全な歩行について、3~6年生は安全な自転車乗りについて学習しました。
 
 上の写真は1・2年生の交通教室の様子です。
映像の場面から危険を発見する学習では、「止まる」こと、「見る(安全を確かめる)」こと、「まつ」ことの大切さを学びました。
 また、担当教員や飯豊駐在所のお巡りさんの話からは、止まっている車の周りで遊ばないこと、青信号は「進め」ではなく「進むことができる」意味であること、青信号が点滅したら渡らないことなども確認しました。
 
 学習を終えた子どもたちからは、「歩道でも走ってはいけない」こと、「時々、横断歩道を走って渡ってしまったけど、危ないことだった」こと、「横断歩道では後ろにさがってまつ」ことなどが分かったという感想が聞かれ、本日の学びを実感することができました。

 
 3~6年生も映像を使い、安全な自転車の乗り方や自転車の交通ルールとマナーについて学習しました。自転車の交通事故で多い場所は交差点や坂道。その原因は、一時停止をしなかったり、スピードを出しすぎたり、安全確認が不足していたりするものだそうです。
 「こわい!」と感じたのは、自転車も車の仲間であり、加害者となって歩行者にけがを負わせた場合、賠償金が発生することも、一生かけて償わなければならない場合もあるというお話でした。飯豊小学校からの帰りは下り坂です。スピードが出やすく、危険が潜んでいることを再確認させられました。
 
 自転車の交通ルールとマナーの学習では、安全点検の合言葉と自転車安全利用五則について学びました。
 自転車安全点検の合言葉は、「ぶ・た・は・しゃ・べる」。ブレーキの点検、タイヤの点検、ハンドルの点検、車体(自分の体格にあった高さか?チェーンは大丈夫か?反射板はついているか?など)の点検、ベルの点検だそうです。

 自転車安全利用五則とは、
  ① 自転車は車道を走る
  ② 自転車は左側を走る
  ③ 歩道を走る場合は、歩行者優先(車道側を走る)
  ④ 安全ルールを守る
    ・ 2人乗り禁止 ・ 並走禁止 ・ 信号を守る ・ 一時停止する
    ・ 安全確認をする ・ 音楽を聴きながら乗らない  など
  ⑤ 子どもはヘルメットをかぶる
でした。
 ただ、13歳未満は歩道を走ってもよいので、歩道がある側とない側がある道路の場合は左右関係なく歩道を走ってよいというお話をお巡りさんが付け加えてくださいました。ただ、あくまでも歩行者優先なので、ベルを鳴らして歩行者に避けてもらうようなことは絶対にしてはいけないというお話もありました。

 また、6年生は、家庭の交通安全推進員への委嘱も行われました。

 とにかく、子どもたちが安全な歩行や自転車乗りを心がけ、事故のない生活を送ってほしいです。