こんなことがありました!

理科・実験 ヘチマがへっちまう! 2

 今度こそ、ヘチマがへっちまいました! …と言うより、きれいさっぱりなくなりました。
 今年の暑い夏、職員室などを覆って、涼しくしてくれたグリーンカーテンでした。
 4年生は、先日調べた作り方をもとに、ヘチマタワシを作りました。工程は、以下の通りです。ご家庭でも作ってみましょう。
 <ヘチマタワシができるまで>
 ① ヘチマを収穫 → グリーンカーテンの撤去作業も同時に行いました。意外と重労働!
 ② ヘチマを切る → 鍋に入るくらいの適度な長さに切ります。
 ③ ヘチマを煮る → 落としぶたをして、果肉がプニョプニョするまで20分程度煮ます。
 ④ 水にさらし、皮を剥く → 手で簡単にはがせます。
 ⑤ 干す

 自分たちで調べた作り方なので、自信満々に作る子どもたち。「インターネットで見たような色になりました!」 「水が緑になってます!」 と口々に言いながら、気づいたことをノートにまとめていました。
 この3連休でしっかりと乾いたら、種を取って、繊維を柔らかくする作業をします。子どもたちは、早く持ち帰りたくてうずうずしている様子でした。
 <写真で見る、タワシ作りの工程>
 
 緑のヘチマを使います。切ると、どんな色かなぁ? 種は何色かなぁ?と予想してから切りました。茶色のは、後日種などを取り出してタワシにします。
 安心してください! そのやり方も、子どもたちがちゃんと調べています!

 
 とても太いヘチマですね! 真ん中のヘチマのように、果肉が詰まっているものを煮ました。右の写真は、実を叩くと種が出てくることを発見して、種を出して(少し遊んで)いる様子です。

 
 このように鍋に入れて、落としぶたをしてから煮ます。火加減は大丈夫かな?

 
 白く詰まっていた果肉が、なんと!透明になって隙間があきました!皮が浮いてるのにお気づきでしょうか?

 
 さらに煮て!煮て!!煮て!!! お湯から上げるとこんなにスカスカに!
 水で少し冷えたら、皮をむきむき・・・本当に、手で簡単に剥けます。

 
 剥き終わったタワシがこちら! こんなにきれいに皮が剥けるんですよ。
 「先生! 少し熱いです! 早くとってください!! あぁぁぁぁ!!!」という音声付きで2枚目をご覧になると、一層楽しい雰囲気が伝わると思います。


 できあがり! ベランダに干しました。3連休でしっかりと乾くことを、子どもたちは願っていました。