こんなことがありました!

校長ひとりごと

 昨日、田んぼの授業から校舎へ戻る時の6年男子との会話。
「校長先生、あのお坊さんの修行、何ていうんでしたっけ?」
「ん~? 千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)のこと?」
「そう、それです! すごい修行なんですよね?」
 天台宗の総本山、比叡山延暦寺で釜堀浩元師が、千日回峰行という修行の中でも最も難しいとされる「堂入り」を達成したというニュースを見て感動したようです。
 このような厳しい修行を自分に課し、それを達成することの大変さやその意味、人生に与えることなどについて、ご家庭で話題になったのでしょう。
「そのニュースを見て、すごいなあと思ったことがすごいんだよ。」
「はい。」
「『バカなことするなあ、ぼくにはできない』というのと、『すごいなあ。ぼくにはできないけど』では大違いなんだよ。自分なりに、これをやる、できるようになる、と努力すればいいんだよ」
 こんな会話でした。
 プロ野球ドラフトの話題でもかまいませんし、何か国内外でニュースになったことについて、ゼヒ家族で「えらいね」「すごいね」「かっこいいね」「これはNGだよね」…などと話し合ってほしいなと思いました。
 6年生とこんな会話ができて、とてもとても嬉しかったので書いてみました。