こんなことがありました!

感動の平成26年度卒業証書授与式

 本日、全校生が参加し、平成26年度卒業証書授与式を挙行しました。
 卒業生はステージから登場し、自席に向かって堂々と入場しました。
 おごそかな雰囲気の中、一人一人に卒業証書が校長から手渡されました。証書を受け取る姿は立派で、保護者の皆様は、大変感動なさっていました。
 校長はげましの言葉の後、先崎教育委員長職務代理者様からはなむけの言葉をいただき、次いで大和田町長様、久野副議長様、石井PTA会長様から心温まるご祝辞をいただきました。
 卒業記念品をいただいた後は、いよいよ「別れの言葉」です。在校生から卒業生への思い、卒業生から担任への思いは、今日の本番に取っておきました。卒業生、在校生ともに精一杯の自分の思いを言葉にのせて一生懸命伝えることができました。
 また、卒業生、在校生の歌も、全員の心が込められた素晴らしい歌声でした。
 式場が感動で一杯となったところで、閉式となりました。旅立ちの意味を込めて、退場は体育館の出口に向かいました。
 ご来賓の皆様、ご多用の中、ご臨席を賜りまして大変ありがとうございました。今後とも本校へのご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
 そして、卒業生の皆さん、ご家族の皆様、ご卒業おめでとうございます。職員一同、心からお祝い申し上げます。今後、中学校でのさらなる飛躍にご期待申し上げます。

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 校長励ましの言葉
 卒業おめでとうございます。君たち10名は、いつも明るく、何事にも一生懸命に、真面目に取り組む6年生でした。これまでに培った自分たちの力を信じ、自信を持って中学校に進んでください。
 私からは、1つだけお話をします。
 それは、全校集会で何度も話し、卒業文集にも書いた「本気」ということです。卒業証書を受け取った今、様々な思い出が蘇ってきていることと思います。一番の思い出は、修学旅行でもかまいません。修学旅行などは特別ですから。しかし、この6年間、君たちは1200日も学校に来たのです。誰にでも、何かしら修学旅行に匹敵する思い出があるはずです。
 私は、思い出なんて作るものではない、本気でやれば、それが思い出になるのだ、と言ったと思います。ですから、小学校生活で本気で取り組んだことが、忘れられない思い出になっているはずです。これからも、ぜひ本気でやれることを見つけてください。本気に取り組むと、必ずいいことがあると思います。
 皆さんは、今年度、本物に触れる機会がありましたね。関西二期会の皆さんの歌声。東邦銀行陸上部の皆さんの動き。思い出してください。本気で頑張ると、人間はあのようになれるのです。それを間近に見られた皆さんは、とても幸せだったと思います。
 それから、本気に関わって、よく考えてほしいことがあります。昨年、「アナと雪の女王」という映画が大ヒットし、主題歌の「ありのままで」が大好きだという人も多いでしょう。なぜ、あの歌があれほどまでに人々の共感を呼んだのでしょうか? 私は、今、現在は完璧ではない自分を、それでいいのだと思える勇気がもらえたのだろうと思います。悩みやコンプレックス、苦手なことがあっても、それも含めて「自分」だ、ということなのだと思います。
 なぜ、私が、ヤングアメリカンズや、パブリックの方達をお呼びしたか分かりますか? 友達や先生に見せていないありのままの自分をもっと出すこと、気づいていない自分の良さを発見すること、そして同時に、友達への思いやりの気持ちを持つこと、友達の良さを知ること。それをわかってほしかったからです。
 また、私は、ありのままでいいということを勘違いしないでほしいとも思います。ありのままでいいというのは、持って生まれたものはしかたがない、ということです。今のままでいい、このままでいい、つまり努力しないでいい、ということではありません。
 以下 略