こんなことがありました!

歯をみがこう!

16日(火)昨年に続いての「歯科衛生士の伊藤享子先生」による歯科教室を行いました。

  

まずは、1・2年生。

1~2年生に「朝のはみがきをして来なかった人」と聞くと、正直に8人中4人が手を挙げてくれました。「夜はみがいたかな?」の質問に対して、みがいていないと手を挙げる児童が・・・・。

「いつみがいたの?」・・・・「学校の給食後だけ。」

これが、1・2年生の実態でした。

 まずは、歯みがきの必要性について教えていただきました。

伊藤先生 「歯についているねばねばした白いやつが歯くそだよ。」 

「歯くそ=歯垢=バイキンのかたまり がうんちを出して「むし歯」ができるんだよ。」

子供たち 「うんちが出るんでは、口の中は便所だわ」

伊藤先生 「歯くそがたくさんついたままでは、口の中は汚い便所だね。」

子供たち 「じゃ、きれいなトイレにしよう‼」

というわけで、「汚れた便所をきれいなトイレにしよう‼」ということになり、歯みがきに取り組みました。

  

6歳臼歯(大人の歯)についても教えていただきながら、生えていることを自分の目で確認してから赤染めをして歯をみがくという学習でした。

 伊藤先生から「歯は、生きている間は一生つかうよ。」「みぞのところをしっかりみがくよ。」「はぶらしの先をつかうよ。」とていねいに教えていただきながら時間をかけてみがいていました。

 

続いて3・4年生。

3~4年生に、朝の歯みがき状況と夕べの歯みがき状況を聞いたところ、「全員みがいた。」ということでした。伊藤先生も赤染する前は「楽しみだわ~」と言っていたのですが、いざ、実習してみると、全員の児童の口の中は、「すべて真っ赤っか」で、ちょっとがっかりしていました。

みがいているつもりでも、じつは、「みがけていなかった。」状態でした。

3~4年は乳歯から永久歯への生え変わりの時期です。6歳臼歯(大人の歯)についても教えていただきながら、生えていることを自分の目で手で確認してから赤染めをして歯をみがく学習をしました。

  

  

 伊藤先生から「みぞのところをしっかりみがくよ。」「はぶらしのさきやかかと・わきをつかうよ。」とていねいに教えていただきながらみがいていました。 

 伊藤先生はさらに言いました。「むし歯は病気です。ちょっとした白いむし歯や茶色っぽいむし歯をそのまま放っておいてもむし歯は治りません。痛まないうちにひどくならないうちに病院でみていただきましょう。永久歯は、生きている間ずっと使います。わたしは100歳まで生きるので、ずっと使い続けます。」

 みんなも、むし歯にならないよう毎日の歯みがきを習慣にして、歯を大切にしていきましょう。

5、6年生は30日に行います。