小野小学校ブログ

イベント 保健室の「いやしちゃん」

  このぬいぐるみの名前は「いやしちゃん」です。私の記憶では、誰かにこのぬいぐるみの名前を聞かれて保健室の先生がとっさに考えてつけた名前だったような気がします。

 今日、1年生のある男の子が保健室に来ました。「いやしちゃん」とのちょっとしたひと時を過ごしました。「いやしちゃん」にいやされて、心が落ち着いた時、その子はこんなことを話しました。

 

「いやしちゃんは、こうしてみんなの痛いことをすいとってくれるから、こんなにまるくパンパンになっちゃったの?」

 

と、言ったそうです。

 

子どもって、真っ白くて、ピュアな心をもっているんだなあと思いました。

 

 河合隼雄さんという心理学者の「子どもの宇宙」という本からの引用です。

「この宇宙のなかに子どもたちがいる。これは誰でも知っている。しかし、ひとりひとりの子どものなかに宇宙があることを誰でもが知っているのだろうか。それは無限の広がりと深さをもって存在している。大人たちは、子どもの姿の小ささに惑わされ、ついその広大な宇宙の存在を忘れてしまう。大人たちは小さい子どもを早く大きくしようと焦るあまり、子どものなかにある宇宙を歪曲してしまったり、回復困難なほどに破壊したりする。」

 

 子どもには、素直さや純粋さがあるということを強く認識しているだけでも、子どもの宇宙を破壊することはないと思います。今日は、その子どものすばらしい一言で幸せな気持ちになりました。