こんなことがありました!

天災は忘れた頃にやってくる

 今日は雨の中、避難訓練・引き渡し訓練を行いました。
 最初に、安全担当の先生から、地震が起きたときの身の守り方や行動のしかたについてお話がありました。その後教室に戻り、大地震が発生したことを想定して体育館まで避難する訓練を行いました。
 体育館では、実際に津波を体験した先生と校長先生からお話を聞きました。
 体験談は、津波が来るとは思っていたけど、大したものではないだろうとたかをくくってしまったことや、津波に襲われたときの様子などでしたが、子どもたちはとても真剣に聞いていました。
 運よく助かったことで得た教訓として、「最悪の事態を想定して行動すること」「自分の命は自分で守ること」「いつどこで起こるか分からないので油断はできないこと」などが挙げられていました。
 また、校長先生からは、「小野町だから津波のことは関係ない、と心のどこかで思っていませんか?」と問いかけられました。うなずく子どもたちが多かったです。
 そこで、津波ではなくとも、岩の崩落や土砂崩れなどは飯豊でも考えられることを話して聞かせました。また、校長先生の友人が震災当日に乗っていた電車の切符の写真を見せ、住んでいるところは海の近くでなくとも、旅行や仕事で海岸線を走っているときに津波が来ることは十分に考えられる、ということを伝えました。
 今日の訓練、貴重な体験談から、子ども達は多くのことを学んだことと思います。このブログを読みましたら、「今日の訓練でどんなことを思ったの?」とぜひ聞いていただきたいと思います。

 また、引き渡し訓練につきましては、お忙しい中ご協力いただき、誠にありがとうございました。
 タイトルの通り、もう一度肝に銘じて、できる限りの備えをしておきたいものです。ご家庭におかれましても、震災が起きたときの行動の約束等、もう一度確認していただければと思います。
 

地震が起きたらどうしますか?

とても上手に避難できました。

津波被害の体験談を真剣に聞きました。

学区内の崖が崩れたんだよ…。